
Bで始まり、青を基調としている。そんな共通点があり、ともに大好きな映画がベティ・ブルーとバグダッド・カフェだ。
今日は休日で、なんだか疲れが溜まっている感じだったので、後の方の“B”を観てみた。ちなみにページがブルー・オン・ブルーになってしまったけれどご勘弁。
主題歌Calling・Youを聴いているだけで、心の皺も伸びていく感じ。観終わった頃には、砂漠並みに乾いていた眼も心もすっかり潤っていた。
調べてみると、この映画のことをブログに書いている人はとても多いよう。それだけ、多くの人に愛されている映画なんだな、と思う。
主役の一人でカフェの主人・ブレンダを含め、みんな最初はぎすぎすしている。砂漠の風で店はほこりまみれ、人々の間に飛び交うものは怒りや不満の声。そこへ突如現れたのが、太ったドイツ女性、ジャスミン。
彼女は文字通り「マジック」をかけ、カフェはみるみる変身していく。それはすべて、彼女の愛のおかげ。今テレビ番組でやったら、なんて陳腐なんだと笑われそうなマジックも、彼女がやれば人々に喜びを与える魔法と化してしまう。それも、ジャスミンが愛をこめているからこそのことだ。
ちなみに、バグダッド・カフェでは、登場人物がコーヒーを飲むシーンがたくさん出てくる。壊れたコーヒー・メーカーの代わりをつとめる黄色いポットと、それにまつわるシーンがお気に入り。それと、亭主に去られたブレンダが、涙を流す表情は演技と思えないすばらしさだ。
バグダッド・カフェを観ながら、コーヒーを入れて飲んでみる。自分も少しだけ、カフェの住民になれたような気になる。幸せなひととき。
なんだかコーヒーのCMのキャッチコピーみたいになってしまったけれど…。
疲れたらまた、この色あざやかで不思議な愛すべき映画を観てみよう。